タクシー運転手は個人事業主?法人タクシーと個人タクシーの違い
タクシー運転手はすべて個人事業主ではありません。タクシー運転手には、個人タクシーと法人タクシーの選択肢があるのです。
個人タクシーは個人事業主として働き、法人タクシーは会社員として勤務します。そこで今回は、法人タクシーと個人タクシーの違いを紹介します。
個人タクシーとは
まずは、個人タクシーの詳細について確認していきましょう。
個人事業主のタクシー運転手
会社から独立して個人事業主になると、個人タクシーを名乗ることができます。個人タクシーを見分けるポイントは、車両に「個人」と書かれているかどうかです。
タクシー運転手は歩合制の仕事なので、売上によって給与が決まるのは法人と同じです。ただし、個人タクシーであれば働いた分だけ収入が上がります。売上に対する経費の割合が下がるため、すべて利益になる点がメリットといえるでしょう。
デメリットは、車両代や保険代などの経費が自己負担になることです。さらに、経理処理や税務申告なども自分で行う必要があります。
とはいえ、働く日時などは全て調整できるため、急用にも柔軟に対応できたり、タクシーの利用客が多い時間帯に効率良く稼いだりすることも可能です。
個人タクシー運転手になるための条件
個人タクシー運転手になるためには、法人タクシー・ハイヤーで10年以上の経験が必要です。年齢によって運転経歴の要件は異なりますが、65歳未満まで申請できます。
ただし、個人タクシーになるには厳しい条件をクリアしなければなりません。例えば、35歳未満の場合、10年以上の勤務経験に加えて、申請日前10年間の無事故無違反が必須条件です。
法人タクシーとは
会社員と同様の待遇で働く法人タクシーについて解説します。
タクシー会社に勤務している運転手
法人タクシー運転手は、タクシー会社に雇用されて働きます。会社に所属しているため、労働時間や休日などはある程度決められており、個人タクシーほど自由ではありません。
給与は歩合制ですが固定部分があり、収入は保証されています。歩合の割合は会社によって異なりますが、給与面での不安は軽減できるでしょう。
必要な経費は会社が負担する点も安心して働けるポイントです。万が一、事故に見舞われたとしても、会社の保険で対応することができます。
東京交通興業なら未経験でも応募できる
東京交通興業では、法人タクシーが未経験でも安心して働くことができます。さらに、タクシー運転手になるために必要な二種免許資格も、会社負担で取得できるメリットがあります。研修も充実しているので、入社後に学びながらスキルアップが可能です。
タクシー運転手の仕事はきついと思われがちですが、安定した収入や休みが取りやすい点から、タクシー運転手を目指す方が増えています。自分らしく働きたい方は、ぜひ東京交通興業までお問い合わせください。
タクシードライバーがきついといわれる理由や、おすすめの会社が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
個人タクシーは個人事業主として働くため、売上すべてが自分の収入になります。一方、法人タクシーは、タクシー会社の従業員として働くため、経費の負担がありません。
個人タクシーを目指すには、法人タクシーで経験を積む必要があります。まずは働きやすい法人タクシーへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。