東京交通興業の研修内容!資格取得~実務までの流れ
初めてタクシー会社へ転職することになった際、不安なことや分からないことがあるかと思います。中でも、研修体制が整っているのかどうか気になるのではないでしょうか。
この記事では、タクシー運転手に必要な免許や未経験者も安心の東京交通興業の教育体制について紹介します。
研修の前に二種免許資格取得を行う
東京交通興業では、研修の前に二種免許資格を取得してもらいます。
二種免許の取得期間をふくめ、研修中は日当1万円を支給するので、収入面に不安を感じることなく研修を受けることができるでしょう。
ここでは、二種免許取得の基本や条件について解説します。
二種免許取得とは?
「第二種免許普通自動車」は、タクシードライバーに必要な資格です。
一般的なドライバーと違い、タクシードライバーは旅客運送のために普通自動車を運転します。そのため、お客様ごとに対応した接客マナー・配慮が必要になります。
たとえば、高齢者などの介護が必要なお客様、身体が不自由なお客様などへの配慮を行うには、その分野の専門的な知識が必要になるでしょう。
また、お客様の安全・安心を保障するためにも、高い運転技術を持っていなければなりません。加速や減速、ハンドリング等をスムーズに行えることも、タクシードライバーには必要です。これらはプライベートでも活かせる運転技術ですので、ぜひ身に付けておきましょう。
二種免許取得には、一般的に4万~22万円ほどの費用がかかります。しかし、東京交通興業では、免許取得にかかる費用を全額負担しています。前述したように、第二種免許を取得していない方は費用の心配をする必要はありません。
東京交通興業の入社後は、新小岩自動車学校(9日間)か、けんなん自動車学校(7泊8日)のどちらかを選択して、第二種免許を取得します。
必要な条件
二種免許取得には「年齢」「視力」「色彩識別」「聴力」の項目があり、それぞれで定められた条件をクリアする必要があります。
項目ごとの具体的な条件は以下のとおりです。
■年齢
満21歳を超えていること、また第一種運転免許を受けてから、運転経歴が3年以上経過していること
■視力
一定以上の視力(片目で0.5以上、両目で0.8以上)
■深視力
立体感、遠近感に問題がないこと
■色彩識別
赤・黄・青(緑)が識別でき、視覚に問題がないこと
■聴力
日常会話を聴取でき、聴力に問題がないこと。(補聴器使用不可)
二種免許取得の前に、上記の条件を満たしているかどうか確認しておきましょう。
東京交通興業の研修内容・流れ
東京交通興業では、業界未経験者も含めて良質な教育体制を整えています。
ここからは、東京交通工業の具体的な研修内容と研修の流れについて紹介します。
地理講習
自動車学校で7~9日間の教習を経て第二種免許を取得した後に、ドライバー養成スクールで5~7日間の地理講習を受講します。
タクシードライバーに必要な地理の知識を身に付け、後日地理の試験を受けて知識の定着度を確認します。
運転者講習
地理講習後、東京タクシーセンターで4日間の運転者講習を受講します。
ドライバーの資質や交通安全の意識向上のための講習で、タクシー営業に必要なルール・挨拶・接遇 ・地理試験が行われます。40問出題され32問正解で合格ですので、正答率80%以上を目指して勉強しましょう。
養成研修
運転者講習の次は、接客・法令など実践に即した業務について学ぶ10日間の養成研修があります。
タクシーに使用される車両設備、クレジットカードや電子マネーなどの精算機や運賃メーターの使い方を学びます。タクシードライバーの基本的な知識を、模擬車両を使用しながら身に着けていきましょう。
添乗員研修
最後の2日間は、先輩の指導乗務員と一緒に実際の営業業務の研修を受けます。
ベテラン乗務員が助手席に同乗し、大まかな業務の把握、接客の基本、目的地までの経路の選び方などを指導してくれます。より実践的な営業の知識を運転実技やフィードバックを通して身に付けることができるでしょう。
経験豊富なベテラン乗務員と同乗できるチャンスなので、分からないことや不安なことは、その場でしっかりと質問することが大切です。
まとめ
このように、タクシードライバーとして働くためには二種免許取得が必須事項です。
東京交通興業であれば、二種免許取得から乗務までを全面サポートしているので、業界未経験者でも安心してプロのタクシードライバーを目指すことができるでしょう。
研修期間中は日当1万円を支給するほか、交通費・研修会費・各試験・登録料はすべて会社が負担するので、費用についても心配する必要はありません。
これからタクシードライバーで働きたいと考えている未経験者の方は、研修制度の充実している東京交通興業までぜひご連絡ください。