タクシー運転手は副業可能？おすすめの副業の種類は？

タクシー運転手として生計を立てているものの、将来のことを考えると「副業を始めた方が良いのでは？」と考える方もいるのではないでしょうか。しかし、タクシー運転手をこなしながら副業ができるのか、そもそも副業をしても構わないのか、疑問を持つ方もいるかもしれません。

そこで今回は、タクシー運転手も副業できるのかを踏まえて、タクシー運転手に向いた副業を紹介します。現在、副業を考えている方は参考にしてみてください。

タクシー運転手は副業できる？

まず、タクシー運転手は副業しても良いのでしょうか。

タクシー運転手が副業できるかどうかはタクシー会社によります。副業を認めているタクシー会社に勤務している場合は問題ありません。実際に、副業を解禁しているタクシー会社も多いです。

ただし、副業は認めていても運転に関わるものなど一部の職種の副業を禁止している会社もあります。会社の就業規則などで事前に確認しておくと良いでしょう。

実は、タクシー運転手は副業しやすい仕事でもあります。隔日勤務の場合は休日が多いことから、ほかの仕事を入れやすいためです。月間で17～20日間の休みがとれるため、副業の時間を作ることも可能でしょう。

また、シフトが固定されていることから仕事の時間を読みやすくシフトの融通も利きやすいため、無理なく副業を入れられます。

ここではタクシー運転手が副業として選ぶのに向いている仕事を取り上げます。

運転代行は2人1組で動く仕事です。一人は運転代行会社の車を運転し、もう一人は顧客の車を運転します。顧客の車を運転するときは二種免許が必要です。

運転代行は車を運転する点でタクシー運転手の仕事に近いですし、タクシー運転手の持つ二種免許も活かせます。

個人や法人などの顧客に荷物を配達する仕事です。宅配便をはじめ、ルート配達やパートナー契約による配達の仕事などがあります。タクシー運転手の土地勘を活かせる点で副業に向いているでしょう。

収入を上げる方法として副業をはじめに考える人もいるかと思いますが、副業だけが収入アップの方法ではありません。副業を始める前に、副業が適切かも検討してみましょう。

副業のデメリットは、働く時間がさらに長くなることです。休日も利用して働くことで体が休まらず、集中力の途切れや、運転中の眠気などタクシー運転手の業務に支障が出る可能性もあります。

副業ではなく、歩合率の良いタクシー会社に転職するのも方法のひとつです。歩合率の良い会社に転職すれば、現在の収入を上げられる可能性があります。また、副業のように働く時間が増えることでのデメリットもありません。

タクシー運転手の歩合率については以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

タクシー運転手でも会社が禁止していなければ副業できます。しかし、副業が効率の良い収入アップ方法とは限りません。歩合率の良いタクシー会社に転職して収入を上げるのも方法のひとつです。