深視力検査とは?受かるためのコツも解説
タクシー運転手になるには2種免許が必要ですが、試験の中に深視力検査といったものがあります。どんな内容なのか、受かるためにはどうすれば良いか気になる方もいるでしょう。今回は、2種免許の試験で実施される深視力検査について、その内容と受かるためのコツを解説していきます。
深視力検査とは
深視力検査とは、遠近感や立体感などを正しく把握できているかどうかを確認するための検査です。深視力は安全運転をするために必要な要素とされており、一部の運転免許で深視力検査が実施されています。
タクシーの運転手になるのに必要な普通自動車2種免許も、深視力検査が実施される運転免許のひとつです。三桿試験といって、免許取得時だけでなく、更新時にも実施されます。
深視力検査では、三本の棒が並べられており真ん中の棒が手前から奥の方まで往復して動いています。三本の棒が横にちょうど並んだタイミングでボタンを押すものです。
視力が良い人でも深視力も良いとは限りません。視力が良くても深視力検査に落ちてしまう例も見られます。また、不合格になった場合でも、後日再試験を受けて合格すれば2種免許を取得可能です。
深視力検査に受かるためのコツ
深視力検査に受かるためのコツについて見ていきましょう。
事前に一度受けておく
深視力検査は慣れているかどうかが結果に大きく左右します。初めて受けたときにはあまり良くない結果でも、2回目以降はコツを掴んで良い結果が出ることも多いです。
試験の前に一度実際に検査を受けてみて慣れておくようにしましょう。主に眼鏡店などで検査できるところがあります。
また、眼鏡やコンタクトレンズを使用している人は、度数が合っていないと深視力検査に受かるのは難しいです。度数が合わない場合には、合うものに買い替えておきましょう。
万全の体調で臨む
深視力検査は当日の体調にも左右されやすいです。深視力に問題がない人でも、疲れている状態で検査を受けると落ちてしまう可能性があります。
試験の前日は早めに寝て、十分な睡眠をとっておきましょう。また、スマホやパソコンなどを使用すると目が疲れるため、前日はなるべく控えるのが望ましいです。万全の体調で臨めば、それだけ受かる可能性も高くなります。
まとめ
深視力検査は、立体感や遠近感を把握できているかどうか確認する目的で実施されます。2種免許取得のためには、深視力検査に合格しなければなりません。慣れによる面も大きいため、一度眼鏡店などで検査を受けてコツを掴んでおきましょう。そして、万全の体調で臨むことが大切です。