タクシー運転手として活躍するには、タクシー会社の入社試験をうけ面接に合格する必要があります。しかし、タクシー運転手未経験だと、なにを聞かれるのか不安を感じてしまうのではないでしょうか。

今回は、タクシー会社の面接の内容や応問の仕方、注意すべきマナーをご紹介します。

タクシー運転手が面接で聞かれることは？

まず、タクシー会社の面接の内容や回答のポイントからみていきましょう。

自分の長所・短所

短所はポジティブな言葉に言い換えましょう。「飽きっぽい」は「好奇心旺盛」に、「計画性がない」は「柔軟に対応できる」で表現すると、印象が良くなります。短所を補うための心掛けも積極的に伝えましょう。

志望動機や転職の理由

ネガティブな内容を正直に話すのはNGです。例えば、「前の職業にやりがいを感じなくなった」ではなく、「タクシー業界で地域の約二立ちたいと思った」のようにポジティブな発言を心がけましょう。

「もっといろいろな経験をしたい」や「ほかのことにチャレンジしたい」といった前向きな内容を話すと、面接官にも好印象を残すことができます。話している内容に矛盾がでないよう、正確に伝えることも大切です。

事故歴や違反歴

嘘をついてもばれるので、正直に話しましょう。面接時に運転経歴証明書の提出を求める会社もあります。ペーパードライバーでも心配はいりません。

健康状態や飲酒習慣

既往歴は正直に話しましょう。完治する可能性があるか、完治までの経過も説明しておくと丁寧です。

タクシー運転手が面接で見られるポイント

面接では、どんな部分が審査されるのかもみていきましょう。

安全運転ができるか

重視されるのは、お客様の安全を確保できるかどうかです。違反歴は許容されるものの、累積4点以上は免停のリスクありと判断されます。違反をしないための心掛けがあれば伝えておきましょう。

お客様の接客に向いているか

コミュニケーションスキル、身だしなみの清潔さ、マナーやモラルも厳しくチェックされます。電話でのやり取り、書面の提出時も見られているため油断禁物です。

心身の健康に問題はないか

現状だけでなく、健康を維持する意欲があるかどうかも審査対象です。次の持病は診断書を求められることがあるので、その場合は指示に従いましょう。

・てんかん
・心疾患
・糖尿病
・高血圧
・精神病
・肝硬変
・アルコール依存症
・睡眠時無呼吸症候群　など

タクシー運転手の面接当日の注意点

最後に、面接当日の注意事項をみていきましょう。

服装と身だしなみを整える

当日は、スーツで出掛けましょう。シワやサイズが合わない服はNGです。接客業を意識して髪型、ひげ、靴の身だしなみを整え、清潔感ある見た目を演出しましょう。

提出書類を再度確認する

履歴書や職務経歴に漏れ、矛盾がないか、再度チェックしてください。貼り付ける写真は、スーツ姿で撮るのが正解です。質問の応問も事前に考えておきましょう。

言葉遣いやマナーに配意する

面接ではお客様との対応を想定し、丁寧にゆっくり話すのがポイントです。入退室時の所作、挨拶にも気をつけましょう。もちろん、遅刻は厳禁です。

まとめ

東京交通興業では、未経験者を積極的に採用しています。第二種免許の取得サポートに加えて研修制度も充実しており、丁寧な指導ですぐに働けます。中高年のドライバーも大歓迎なので、面接が不安な方もどうぞお気軽にご応募ください。